2007年08月25日

田舎の平屋民家について

 今回は、田舎の平屋建ての造りや暮らしについて述べてみたいと思います。古くからある茅葺の平屋家屋の内部は、田の字型になっています。これは、間取り図の形を表しています。

実際の間取りを見ると、部屋数は田の字よりは少し多いのですが、家の中の仕切りは、障子やふすまが使われており、必要に応じて取り外しができるようになっています。

これは、表(おもて)、つまり玄関に面した和室(1部屋、あるいは2間続き)を親戚の集いなどに使うためです。年に数回あるかないかの行事のためだけに空けておくのです。そして、ふだんの生活は奥にある部屋を使います。

平屋家屋の居住空間は一階部分だけですので、この少ない部屋に大勢の家族が住むことになります。もちろん、昔は子ども部屋などというものもありませんでした。

家族構成も、必ずといっていいくらい祖父母がいる3世代同居でした。昔は、ただでさえ大家族があたりまえで、人間同士が非常に濃い関係でした。

また、近所でもお互いに助け合うのがあたりまえでした。近所のつきあいや、集落での行事もあります。田舎暮らしで大切なことは、その地域に溶け込めるかどうかです。

田舎の平屋民家への移住を考えられている方は、このような人付き合いについても、頭に入れておくことをお薦めします。

しかし、良い人間関係が生きがいになる場合もありますし、これが以外に田舎の民家の良い点かもしれません。
posted by 平屋 間取り at 01:03| 平屋 間取り